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世界中で進んでいる!採水地の硝酸態窒素汚染

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世界中で進んでいる!採水地の硝酸態窒素汚染

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岩盤浴トルマリーナで無料サービスしている「お水」。

これまで富士山麓から取水したバナジウム含有水のウォーター・サーバーを設置していたのですが、

天然水は本当に安全なのか気になり、メーカーに確認したのですが、

残念ながら安心して使用し続けられる回答が得られませんでした。

最近の食品関係の騒動を見ていても、ほとんど食べたり飲んだり消費されてしまってから

問題が表面化して大騒ぎになるというパターン。

食べたり飲んだりしてしまってからでは、どうにもならないのに!

返金で簡単に済む問題ではないと思いませんか?

「どうして、販売する前にきちんと検査しないの?」というのが消費者の圧倒的意見。

検査には当然コストがかかるし、メーカーとしては余分なコストはできるだけ抑えたい、

販売店はできるだけ安く仕入れたい、消費者もできるだけ安く購入したい‥‥

その結果が、「食の安全の崩壊」なんでしょうか?

飲料水も水道法による水質基準が定められていて、市販されている飲料水はすべて基準をクリア

していますが、そもそも水道法の水質基準はどういう根拠で定められているんでしょう?

今年4月に改正され現在は51項目での検査が行われていますが、

ほとんどが「***mg以下」という基準。ゼロではないんです。

そして、基準値を見ていて気がついたのが、「硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素:10mg/ℓ以下」と

いう数値。その他はほとんど「0.00005mg/ℓ」から「0.1mg/ℓ」なのに。

ちなみに、「硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素」とは


 窒素肥料、腐敗した動植物、生活排水等から混入することがあり、
 高濃度に含まれると幼児にメトヘモグロビン血症を起こすことがある

というもの。

 水中の硝酸イオンと硝酸塩に含まれている窒素のことで、
 硝酸態窒素の危険性は硝酸塩と同じで、血液の酸素運搬能力を奪い、
 特に乳幼児を窒息死の危険にさらします。
 硝酸態窒素が、体内で亜硝酸態窒素に変化すると、発ガン物質になり、毒性も強くなります。

という恐ろしい記述もあります。

農村では、地下水の2割以上が硝酸態窒素の環境基準を上回ったと報告されたのが1997年。

汚染は悪化しているので、現在ではもっと基準違反が増えているはずです。

水道原水の22%は地下水から供給されているので、水道水さえ危険レベルに近づいた水が増えています。

硝酸態窒素は安定性の高い物質なので、浄水場では除去できません。

だから水道原水の汚染が進むと、取水を停止するか、検出値の低い水と混ぜて使うかの、

二者選択です。減ることはないので、摂取量は増えていきます。

硝酸態窒素による環境汚染は、家庭の水道水に直結しているわけです。

では、どうして硝酸態窒素の汚染が増えているんでしょう?

日本では、水の硝酸態窒素汚染は、大正末期に化学肥料を用いるようになってから始まったと

いわれています。地下水の硝酸態窒素は、化学肥料59%、家畜排泄物37%によるという試算も

あるほどで、化学肥料と家畜排泄物が主原因であることは間違いありません。

硝酸態窒素を減らすには、この2つとも減らさねばなりませんが、それは容易ではありません。

化学肥料を劇的に減らすには、耕地面積が0.1%もない有機農業を、日本の主流派にする必要が

あるということだそうです。

硝酸態窒素は、今のところ浄水場では除去されません。

家庭で取り除こうと思っても、加熱では減りません。

浄水器を使っても、取り除けない機種がほとんどです。

活性炭、中空糸膜、セラミックでは硝酸態窒素を除去できないからです。

逆浸透膜なら完璧に除去することができると聞き、思い切って逆浸透膜式の純製水器を

導入しました。お客様に安心して飲んでいただくために

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