恐るべし! 「念」による集合意識の同意の力!
「火星と金星は戦争体制になって戦っていた時期があったの。
それでその続きがあって、火星からはアラブ人として地球に生まれ変わったらしい。それで金星の方は、プレアデスから金星に来て、金星から地球に生まれ変わったの。プレアデスの方から来たグループというのは、金星のトップの方の9人の賢者のうち上の方の3人の長老と、もう1人プレアデスからかなって思える人がいる。
生まれ変わりのグループは大体星ごとになっていて、集団で生まれ変わっている。
火星からの転生がアラブ人に多いんだけど、金星にもやっぱり貧富の差というものがあるし、レベルの差というものはある。そして当然だけどさまざまな国にも、たとえば日本や中国、アメリカなんかにも他の星から集団で生まれ変わって来ている。つまりシリウスもプレアデスもどこかを通さないと、太陽系には生まれ変われないようになってるの。
たとえば火星からいきなり地球に来て、人間に生まれ変わることはできない。
なぜならやはり、魂のエネルギーがまったく違うからであって、遺伝子がちゃんとはまらないから。それが原因で流産や死産を繰り返すことになる。地球に合ったエネルギーになるためにはそれなりの時間の経過が必要で、ほとんどは他の星へ転生する時は太陽を通って移動するから、太陽から近い金星を先に通って太陽系に生まれ変わってくる。
地球と違って、火星や他の星々には単なる肉体だけでもさまざまな形があって、全く異なる種族の生命形体がある。本当にいろいろな種類の種族がいるの」
「もう、いっぱいいるよねぇ。
鳥類型や昆虫型、両生類型、爬虫類型、犬型、猫型、土偶型なんかも」、と私が言った。
「地球だけなんだよね、こんな同じような手足があって、全員がこういう形だけの星は。だから『すごく珍しい。こんなに1種類だけというのは』って言われている。それはたとえばアメリカから見ると、日本人が単一民族だということに凄く違和感を感じるのと同じだよ」
「普通だったら、もっと違う種族がいてもおかしくないからなんだね」
「そう。私たちの身体の皮膚の色だって本来なら、赤や青、黄色などいろいろあってもいいはずなのに、地球は人間型の1種類で、いうなれば単一民族の日本みたいなものなの。で、あらゆる種族が混在する金星は、地球でいうとアメリカみたいなもの。それで宇宙の科学者たちは、「何で地球では単一の形になってしまうのか?」ということを研究している。それで本来なら他の形でもいいわけで、そういうことを理解している漫画家がそういう世界を描いている。あれが本来の星の世界の姿なの。『ワンピース』っていう漫画もまさにそうで、いろんな形の人の姿があるよね」
『ワンピース』は、日本でよく売れている海賊を描いた少年漫画で、登場人物には特殊な動物や巨人、魚人など何でも出て来る。
「本来ああいったバラエティある形のはずなのに、この地球だけがなぜか少なくとも、目と鼻と口の位置が全く変わらない。それで脳から来る細胞ゲノムじゃないかって言われてる」
宇宙には美しく威厳を讃えた多くの種族が存在するが、地球にもいつの日にか、さまざまな種族が一緒に生活をする日が来るのだろうか?
アンドロメダ銀河
「アンドロメダ銀河は遙か何億光年も向こうだけど、それも5次元の世界から見るともっと側(そば)にある。たとえば1本のヒモの左端が地球で、右端がアンドロメダ銀河だとすると、ヒモは真横に真っ直ぐに伸ばしてあれば、確かにアンドロメダ銀河と地球はとても遠い。ところが自空間は歪んだり、広がったら縮むという性質があるために、ヒモがグニャーとU字の形に曲がると、端と端にあったアンドロメダ銀河と地球はすぐ隣に来る。(ヒモ宇宙理論)
でも今いるここ4次元しか意識できない私たちは、真っ直ぐに伸びた紐(ヒモ)の端と端にあるアンドロメダ銀河しか考えることができない。そしてアンドロメダ銀河は正確には、端が3次元で、中央が6次元だ。
そして私たちは全員が、アンドロメダ銀河と天の川銀河の衝突を回避させて、その両方を守りたいと思っている。アンドロメダ銀河は地球から見たらいわば台風のようなもので、台風が来る前の状況が今、天の川銀河の一番突端にある地球で起きている。アンドロメダ銀河の波動は非常に強く、そのために太陽の波動が上がって来ており、太陽内部は今もの凄く活発に活動して黒点も出ている。
太陽が活発に動くと、太陽系にある金星や火星、地球などもみな波動が上がる。
それは電気でいえば発電力が上がっている状態だ。それによってそれぞれの惑星のマグマの動きが激しくなってきている。
その結果、地球のマグマの活性化に伴い大量のエネルギーが発生し、そのエネルギーに伴って、高くなった地球の波動に合った人間が次々に悟っていく。一方で逆に、その波動の上昇について行けない人間は、鬱になって自殺したりすることになる。だから地球の波動上昇に連動できるように、人々が一緒に波動を上げられるようにサポートする必要がある。
4次元的には銀河同士の衝突はまだだけど、その前段階で5次元的に衝突が起きて太陽系が大きく動くと、金星や火星にとってはそれがいかにとんでもなく大変なことであるかを彼らはよくわかっている。そのために太陽系の波動を上げたいと考えていたけれど、地球が余りにも波動が低すぎたために、まず地球の波動を上げることが最優先された。つまり、全体の波動が上がらなければ、太陽系という家族全体の波動は上がらないわけで、1つでも落ちこぼれがいてはそれはできないからだ。
そのために、この地球という星の人々の意識を上げることが最優先される。
地球の地面の周波数を上げるために、音階でいうところのラ音、つまり420ヘルツに調節して周波数が落ちないようにしようとしている。モーツァルトの時代に使われた420ヘルツは、1秒間に空気が420回振動する音の高さだ。地球の周波数について行くためには、人々の潜在意識を変えていく必要がある。そのためには結局、教育によってしか上がらない。
でも一番の解決方法は、地球上に生きる人間全員が、自分に素直に自らがワクワクすることをして、自分に正直に心のままに生きるようになりさえすればよい。そうすれば自然にそれぞれが適材適所にいることになり、惑星全体が調和の取れた状態になり、宇宙との調和度が上がることになる」
自分の出した念は必ず戻って来る
「波動が上がりきらなかった人たちは、次元の悪いほうの流れにはまっていってしまう。たとえば3・11の直後に、富士宮で地震があった。しかし被害は大したことなくて、死者とかは出なかった。これは次元が良い方へ流れた瞬間だった。この時の裏話だけど、老人たちの、『こんな日本壊れてしまえばいいんだ!』っていう、もの凄く強い思いの波動が、3・11の直前に溜まってしまっていたという。それが悪い方へ流れて行った原因の一つだと言われている。
それで老人たちがあの3・11の震災を見た瞬間に、『本当に壊れてしまう!』と思った。それでみんなが『思う』のをやめた。だからその後、2回の大きな地震が来ても被害がそんなになかったと言われている」
「老人たちは皆、何を思っていたんだろう?」
「『自分たちは戦争でみな苦しんだのに、今の若い者たちは自分勝手なことばかりやって、何か困ったことがあればすぐ誰かに甘えればいいって思ってる』、彼らはこれが許せなかった。だから『こんな国、崩れてしまえばいいんだ!』、と年寄り同士で思っていた」
集合意識の同意だ!
「そしてあの震災が起きた瞬間に、彼らの願いが叶ってしまったわけで、それでみな願うのをやめてしまった。しかしそうは言っても、それは自分が送り出した念だから当然また自分に戻って来る。だからおそらく半年か1年後くらいには、自分たちが出した念が戻って来て、一気に病気になったり何かわからないけれど、そういうものが広がるんだろうね」
「念は出したら返って来るからね」、と私がうなずいた。
私たちはあまり意識してはいないけれど、自分が思った瞬間に、その想念は相手の所に届いているのだ。それはどのような思いであるかに関係なくそうなのだ。さらにそれだけでは終わらず、自分が出した念というものはすべてが自分のところに返って来る。つまり、私たちはまさに「心の鏡」の世界に住んでいるのだ。
私たちが幸せを感じているならば、それは投影されて世界はばら色になる。
だから世界を、環境を良くしたいと思うならば、一番大切なことは、自分の意識を健やかで幸せに保つことなのだ。だから世界中の戦争や経済恐慌も、すべては私たちのこの社会への怒りから端を発している。それらの念がこの世界の状況を造っており、それらの念というエネルギーがなければ、今日の現実は作り出される原動力であるエネルギーを失うことになる。すべてを許し、癒す心のあり方が、この社会だけでなく自分を幸せにする方法なのだ。
「とにかくぶつかる前に、地球の波動を上げるしかないよね」
「そう、それしかない。
それに私はこの惑星で、どうしても守りたい人物がいる。その人物を無事に、地球以外の所に転生するまで誘導しなければならないんだ。その意味は、『実はこれから先ずっと、その魂が我々を救う1つの鍵になる』からなんだ」