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感情をしっかり感じることで解放されよう

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感情をしっかり感じることで解放されよう

   あらゆる感情が無視され、押しやられ、表現が抑圧されるとき、鬱が起こります。
   内気な人はごく外向的な人と同じように、あるいはそれ以上に感じています。さまざまな感情があって、しかし精神はそれを払拭(ふっしょく)することができず、それを消化してどう解読し、一体どう扱ったらいいのかわからないのです。
   自分自身の感情とその全ての側面に向き合うことを学んだ人は、非常に客観的になります。そうなると、大勢の人々の中にいても、彼らを客観的に見ることができるのです。内気であることと静かであることとは、まったく別のものです。内気さとは感じやすさから逃げようとするときに起こります。静かさは人が自分の感情を扱うことを学んだとき、つまりそれをマスターしたときの状態です。彼らは客観的にそれを他人の中に見てとることができます。なぜなら自分もそこを通過してきたからこそ、他人のことがわかるのです。
   客観的になれないというのは、まだその感情にこだわりがあるからなのです。
   その感情とまだ折り合いがつかないので、それに関して客観的になれないのです。その感情に向き合い、生き、感じて表現し、片付けてくぐり抜けたならば、客観的になれるのです。もしあなたが何らかの感情を通り抜けているところで、イライラする、対処できない、手に負えないというような場合、あなたはまだそこをくぐり抜けてはおらず、生きてはいないのです。
   感情は感じて表現されねばなりません。
   自分でそれらを感じ、理解し、表現するとき客観的になることができます。感情を情緒的に抱きとめるためには、表現されなくてはなりません。あなたがこの人生にやって来たのは、感情を情緒的に抱きとめるためでそれに尽きます。感情はあなたの抽象的なレッスンであり、それを通して何を学んでいるかがわかります。
Q、 どうやって感情を表現すればいいのですか? 
   私が本当に殺したいと思っていたらどうすればいいのですか?
   表現ということについてさまざまな考え方があることを理解してください。
   表現とは、何かを取り上げて動かすことです。そこでは、それを受け止めて感じるのは自分であるということです。その感情をずっと遡って、その感情が出て来た核のところまで遡って感じることです。自分が感じるものはどんな細かい部分のようであっても、必ず一つの根っこの感情に戻ります。なぜなら、すべてのものがみな一つのレッスンを学びながら、一つの宇宙にいるからです。それは抽象的なレッスンと言えますが、それが感情というものでそこに現れます。
   一つの感情が出てきたら、その感情を核までずっと遡って「感じ」、そして手放してください。つまり言葉や理屈ではなく「その感情を感じること」です。そうすることであなたはそれを自分に表現し、情緒的に受け止めることができます。その感情はあなたが感じて手放すためにそこにあります。多くの場合あなた方は、自分が傷ついたと思う時、その原因を他人にあると考えることを知っています。その結果、あなた方はその感情を回避し、それが教えようとしたところへ戻るのを避けてしまうのです。
   どのような感情もその大本、その根っこは同じところに行き着いて基本の感情になります。感情体の大本は、喜び以外には何もない感情の一スペクトルです。大本の感情へ戻れば、そこには喜び以外何もないことに気づくでしょう。つまり、あなた方が経験するすべての感情は、実は喜びであり、喜びの変形なのです。
Q、 ではどうしてそれが怒りになるのですか?  
   感じているものをあなたが歪曲するところから、それが怒りになります。
   喜びの感情は単に一つの部分ではなく、多くの要素から成っています。感情の連続体をざっと見て、あなたはそこからある特定の要素を選び、バイブレーションを選び、それぞれを鬱であるとか恐れ、怒りなどと名付けているのですが、それは部分的な選択で決して全部ではありません。

   ですからその感情を誰か他人のせいや状況にせずに、その感情は自分に経験する必要があって起きていると考え、ゆっくりとそこへ入って感じてください。そして根っこまで行ってください。そうするたびにあなたの内部では解放されるものがあるでしょう。それによってあなたは抽象的なレッスンを学んだのであり、戦いは終わります。

   あなたが抱えている大本の感情体は、喜びからできています。
   その連続体の土台である起点は喜びであり、それは100万以上の構成要素から成っています。あなた方はそれを取り上げますが、100万のうち15から20を選択するに過ぎず、理解するためにそうしたものを怒りや喜びと一般的な呼び方をします。そしてほとんどの人々はそれを超えることはしません。

Q、 怒りがなぜ大本の感情である喜びの一部なのかよくわかりません。

   
怒りを感じる時、あるいは傷ついた時、何を怒っているのですか?
   
私が思うには、誰か他人に対してです。

   
彼らはどのようにしてあなたを怒らせ、傷つけるのですか?
   
私が望むようにしてくれなかった。

   
何をして欲しかったのですか?
   
もっと楽にしてくれて、喜びをもたらしてくれるものが欲しかったのに、がっかりさせられてしまったのです。

   
そこから喜びが得られなかったので、怒っているのですね?
   
はい。

   
ほら、それも怒りが喜びの一部であることの一例です。
   つまりそれは喜びの欠如なわけです。あなたは誰かから愛して欲しいから、そのために怒りが出てくるのです。もし仮に、唯一、傷つくことがあるとしたら、それは誰かが自分の思うようにしてくれない、愛してくれないという時だけであって、それ以外傷つくということはあり得ないのです。ですから自分の思うように愛してもらえないために怒ったり、恨んだりするとしたら、あなたは愛と喜びの感情を歪めているということになります。そうした歪みは、あなたが観念として抱いている愛のイメージから生まれてきます。

   つまりあなたの怒りは、愛や喜びから自分が切り離されたと感じたことから出ています。そしてあなたを切り離したのは誰かであるとそこに擬人化しているのです。もし彼らがあなたの思うとおりのやり方をしていれば、自分は今愛と喜びを感じているはずなのに、彼らはそうしなかったので、彼らがそこからあなたを切り離したわけです。自分が今、傷つけられて怒りを体験しているのは彼らのせいだと、あなたは思っているわけです。

   あなた方は100万以上の感情体の構成要素を内に持っていますが、ほとんどの人がそのうちほんの15から20くらいしか感じてはいないのですが、そうした喜びというのはいったいどんな種類の喜びなのでしょうか。ですが今あなた方の次元で、一度に100から200くらいの喜びの要素を感じ始めるようになった人が何人かいます。そうだとしても、100万からある要素のうちのほんのわずかな200なのです。


Q、 そこへ行くと何があるのですか?

   
たくさんの喜びです。
   しかし喜びのほんの一部分しか感じられず、知覚していなければ、そこから切り離されているという感じが生まれるでしょう。すべてでなければ分離していると思うのです。誰もが喜びがないと不満を言います。でも喜びはあるのです。それはあなた方のうちにあるきらめきであり、火花をもたらす周波数であり、それは喜びの周波数で創られました。それはあなた方の存在の内側に住んでおり、あなたであるところの光の小さな分子が喜びであり、あなたはすでにそれを持っているのです。しかしあなた方は、それを自分に感じることをほんの少ししか許していません。

   あなた方の多くの人は自分のさまざまな感情を恐れています。
   新たに馴染みのない感情の構成要素を拾っても、それにあまり関わりたくない時、それは恐れを生み出します。その恐れは、真に感情を理解しようとしないところから来ています。感情と向き合わず避け続けていると、それは塊りとなってより大きな恐れの複合体になります。その恐れには別の理由もあり、彼らはその向こうにあるものを知っているので、感じたり理解するのが怖いのです。実は誰もが基本の感情が何かを知っていて、どこへ行き着くかを知っているのです。なぜならあなた方はそこにおいて創られたわけですから。

   自分を恐れる内気さは、究極的な自己否認でもあります。
   ですからその恐れは、自分の感情に入り、ずっとその源までたどるとどんな言い訳もなくなってしまうことの恐れなのです。そこに見出す唯一の究極の感情、それはあなたという実に素晴らしく美しい、あなたが否定したがっている愛なのです。多くの人がまだ自分には価値がない、愛される資格がないと思っており、もしどれほど愛されていたかを感じるところまで戻ったなら、もはやいろいろ言い訳にしがみつけないと思っています。

   存在に至らしめられるほど、根源に愛されたことが、まずいことであったかのように多くの人が感じています。大本の光はあなたを愛して存在に至らしめたのに、あなたはそれを拒絶され、追い出されたと感じました。あなた方は駄々をこねる小さい子どものように、自分に望まれていること、つまり自分の内に美を見出すことをあえてしようとはしません。怒りや恐れから出るには、そうした怒りをしっかり感じることで、それが本来創られたところを通って行くことで家に戻れるのです。



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